スポンサーサイト

  • 2011.10.01 Saturday
この広告は60日以上更新がないブログに表示されております。
新しい記事を書くことで広告を消すことができます。
  • 0
    • -
    • -
    • -
    • -

    WORST 1−27巻 作:高橋ヒロシ

    • 2011.10.01 Saturday
    • 20:34
    JUGEMテーマ:漫画/アニメ
     



    月刊少年チャンピオン連載中作品。

    クローズ」「QP」で有名な「高橋ヒロシ」先生の現在連載中の作品です。高橋先生のルーツである月チャン。週刊誌に連載する実力がありながら忙しそうなので月刊誌での連載を好むところがあります。「WORST」も2001年から既に10年描き続けている長期連載です。中学で読み始めた少年達も立派に社会人になっている年齢ですね。しかし、離れて行かず新しい読者を増やし続けている感があります。

    この作品の魅力はクローズ同様スカッとするところなのですが、

    この作品も人が吹っ飛びます。

    喧嘩のシーンがふんだんに出てくるのですが殴られた人が心配になるくらい飛ばされます。

    舞台はクローズ同様「鈴蘭男子高校」です。お馴染みのメンバーである「ゼットン」「キングジョー」「武田好誠」「鳳仙高校」に「武装戦線」など懐かしいキャラがでてきます。WORSTから読み始める人でも時代ずれをあまり感じないところが素晴らしいです。

    主人公「月島 花」はそれまで誰も達成できなかった「鈴蘭統一」を目標に持つ「圏外」からやってきた「野生児」です。毎日山ふたつ越えて通学をしていた脅威のスタミナと怪力が売りです。身体を鍛えるのが大好きで「一つも不良ぽくありません」。しかし、毎年恒例の鈴蘭1年戦争を制覇し地域で一目おかれる存在となります。

    強者が挑戦してくる

    花から喧嘩をしかけていくことはまずありません。しかし、地域の実力者達を次々に倒していきます。

    どっちが強いのか試したい

    そんな感じのタイマン勝負が多いです。

    高校卒業から数年で死亡する・・・

    鈴蘭の卒業生が顔がわからない死体で見つかった事件を説明しながらゼットンが花に言った言葉

    オレはそういうのをなくしたいんだよ

    という言葉があります。そして、ゼットンは分数の計算も出来ないのに「学校の先生」を目指す勉強を始めます。花に大番長になれと言い残し・・・

    自分の説明だけ読んでいたら何処が不良マンガなんだと思ってしまいますね。高橋先生の作品は「真面目なヤンキー」が多いですよ。頭がそれ程よくはなく、ヒマで体力をもてあました男達が不器用に一生懸命生きている感じがいいんです。

    俺たちなんか社会に出ればカスだ・・・

    などのセリフがたまにでてきますが決してそうではないストーリーも多くでてきます。根性の見せ方は人それそれでいい大学に入っていい会社に入ることだけが全てではないと作品を通し「あつく語っている」気がします。

    花のライバルとして登場する「天地 寿」は自分以外は誰も信用しない対照的な男です。陽の光のようにまぶしい花と漆黒の闇に君臨する天地の戦い。

    男とは、仲間とは

    結局のところは正解などはないのですがこの作品を読んで一線を越えずに戻ってくる不良もいるのではないかと嬉しくなってくる作品です。
     

    お茶にごす。 全11巻 作:西森博之

    • 2011.09.11 Sunday
    • 20:33
    JUGEMテーマ:漫画/アニメ
     



    2007-2009年 週刊少年サンデー連載作品。

    今日から俺は」「天使な小生意気」で有名な「西森」先生の比較的最近の作品です。本作品の主人公「船橋雅也」君は天使な小生意気の蘇我君とややかぶるところがあります。前作の「道士郎でござる」は小林君と藤木君を思わせるキャラ構成でしたがちゃんと読み比べるとかなり違いますよ。


    デビルマークン

    主人公「船橋雅也」君の通り名です。かわいいですよね。しかし、それには理由があり、被害にあった相手があまりの恐ろしさに少しでも嫌な思い出が和らぐようにあえてかわいく呼ぶことにしているからなのです。
    見た目から恐ろしいです。ケンカもタイマンでは負けなしです。

    優しい人になりたい・・・

    なぜか、この船橋君優しい人になることを目標としています。理由は読み進んでいくうちに明らかになるのですが、かなり無理があります。

    道を訪ねられたり、カメラのシャッターを頼まれたり

    というのが憧れのようです。

    茶道部、部長の姉崎さんは優しさの象徴のようなひとです

    茶道をテーマにしているだけあり女性キャラは多数登場します。すべて味のあるかわいいキャラばかりなのですが、姉崎さんはずば抜けています。

    オレは部長のようになる・・・

    他の登場人物すべてが「ありえない」と思っているのに本人は本気だからスゴイです。

    マークンは自分のために暴力は振るわないんだけどなぁ・・・

    暴力事件がきっかけで茶道部を追い出されようとしている時に親友の「山田」君がつぶやいた言葉です。暴力は暴力なので肯定はできませんが西森先生の作品ではしょっちゅう出てくるシーンですね。時代劇パターンともとれる演出ですが自分は大好きですね。

    すんでのところで茶道部を追い出されずにすんだ船橋君はあろうことか姉崎部長に恋心を抱くことになります。

    無理だろう・・・

    親友の山田君も揺るぎなくそう思っています。

    基本的にはギャグが豊富で笑える作品です。それプラス高校時代の思い出の部分をくすぐるストーリーも多く「グッ」ときます。韓流ドラマのようにこれでもかというような演出はありませんが、爽やかで温かい盛り上がりがあり「傑作」だと思いました。

    見た目は不良でも中身は・・・

    人と人の出会いは大事にする・・・

    一本筋の通った人は強い」そんな作品です。

      

    道士郎でござる 全8巻 西森博之

    • 2011.08.27 Saturday
    • 20:34
    JUGEMテーマ:漫画/アニメ
     


    週刊少年サンデーにて2004-2006年に連載された作品です。

    今日から俺は」「天使な小生意気」で有名な「西森博之」先生の作品です。前の2作品がすごかったので本作品は少し地味目かも知れませんがやっぱり「面白い」です。比較的短い連載期間でしたが言いたいことはしっかり伝わる構成になっていますね。書き残しがあったかも知れませんが十分面白かったです。

    主人公「桐生道士郎」くんがアメリカから帰ってくるところから物語りは始まります。子供の頃に父親にアメリカに連れ出され久々の日本という設定なのですが・・・

    道士郎くんは武士として日本に帰って来ました。

    父親からの教育でかなり歪んだ、アメリカ人がイメージする武士に近い知識で帰ってきてしまった道士郎くんは、まず日本で自分が仕える「殿」を探すことになります。
    武士と言うよりネイティブアメリカンに鍛えられた道士郎くんは今までの西森作品のキャラとは違った強さを発揮します。

    普通の少年「健介」どの

    道士郎くんが選んだ殿様はごく普通の少年でした。どちらかというと「ヘタレ」で何の取り得もない少年です。

    偉大なる男「ホークアイ」のお告げ

    に従っての仕官ということになります。しかし、この普通の頼りない男が道士郎と一緒にいることにより立派な男に成長していきます。天使な小生意気で言うところの「藤木」くんとカブリますが、途中からは道士郎より健介の方が出番が多くなっているところが素晴らしいところです。

    作品の最初の方で女子更衣室に忍び込みセーラー服を着る変体教師をなぐり自主退学をする話があるのですが、今の世の中の光と影を描きながらレールから外れた4人の仲間の物語を描く。何やら矛盾がありそうな流れですが・・・

    復学先は「開久三高校」です。

    「今日から俺は」で登場した恐怖の高校「開久高校」を思わせる高校名ですね。中身もかなり似てます。お金を集めるために組織された「級長会」というものがあり、そのお金を作るために他校の生徒からカツアゲをするというとても迷惑な学校です。

    こんな話を「武士」が見過ごすはずがありませんよね。

    武士は他にも「世直し」をしたいなどの提案をしてきます。普通の少年健介は何とか食い止めようと無駄な努力をします。

    今までの作品同様嫌なヤツがバンバンでてきます。それを武士が退治する。まるで時代劇のようですが「むちゃくちゃ笑えます」。

    特殊画法を使ったラストシーンはかなり泣けます。

    後味のいい傑作です。



    QP キューピー 全8巻 作:高橋ヒロシ

    • 2011.08.24 Wednesday
    • 20:56
    JUGEMテーマ:漫画/アニメ
     




    ヤングキング連載作品です。

    クローズ」連載終了後最初の作品でやはり不良少年に圧倒的支持を得た作品です。主人公の「石田小鳥」と親友の「我妻涼」を題材に描かれている作品なのですが、涼の生き様は「クローズの陣内」にどこか似ていて危なっかしく不良少年では収まらなくなってきます。

    よくある話といえばそれまでなのでしょうが自分の身の回りの人が一線を越え近寄りがたい存在になってしまう。とても哀しい話です。

    主人公の石田小鳥は名前とは正反対で「巨漢」で「ケンカが強い」く、顔はキズだらけで見ただけで子供が泣いてしまう「個性的」な男です。中学時代の回想などを通し、タイマンでは負け無し。この作品中最強の男です。中学時代の髪型がキューピーのキャラクターを思わせるところからキューピーと陰で呼ばれる。

    この小鳥が少年院から戻ってくるところから物語りは始まります。もともとヤクザ社会などに興味のなかった小鳥が中学の時に涼を慰めるために言った言葉「テッペンをとる」という言葉を信じ出所を心待ちにしていた涼はガソリンスタンドで真面目に働こうとする小鳥を悪い道へ誘います。
    誘いを跳ね返した小鳥と揉めることになるのですが、昔からの親友を恨みきれない涼の心情なども見事に描かれています。

    お互いに違う道を歩むことになります。

    作品中ガソリンスタンドの同僚がマンガの新人賞に入賞し仲間で喜ぶシーンがあります。

    おれはお前ともこんな風に喜びたかったんだぜ、涼

    望めば街の悪達の頂点にも立てる男がつぶやいた言葉です。この作品中最も好きな一言ですね。高橋作品ではクローズのブルが免許に合格したシーンなど仲間と喜ぶシーンがとても印象に残ります。真面目な子達からは恐怖の対象の彼らがとてもカワイク、いいやつに見える。

    努力を重ね報われる

    そんなシーンをとても大事にしていますね。およそ不良らしからぬところですが大好きですよ。

    現在→中学時代の回想→現在 の構成で描かれています。後の方の現在では小鳥と涼は決別しています。しかし、やりすぎた涼が命を狙われることになり、そのことを知った小鳥は涼を助けにいきます。

    このまま黙って見過ごせば、オレは幸せになれるんでしょうか院長先生(少年院)・・・

    と自分に問いかけ

    断じて違う・・・

    と答えを出します。涼が歯止めの利かなくなったのは自分にも責任があるからなのでしょうか?
    そうではないですね。ガキの頃から一緒にワルさをした親友がピンチと知り

    オレが助けてやる・・・

    と言った感じなのですが、この辺は手に汗握ります。トイレも食事も関係ありません。一気に読んでしまいます。

    この作品は不良少年OB達へのメッセージが詰まった作品のように思います。現実は厳しく小鳥のような人間はまずいないでしょう。どう生きていくかは選べるのですがなかなか素直にはなれないものです。男とは? 仲間とは? 答えは出ませんがこの作品は名作です。



      

    ホーリーランド 全18巻 作:森恒ニ

    • 2011.05.22 Sunday
    • 20:05
    JUGEMテーマ:漫画/アニメ


    2000-2008年 ヤングアニマルにて連載。




    森恒ニ」先生のヒット作「ホーリーランド」です。ドラマ化もされた作品です。

    この作品はデビュー作と言っていい作品なのですが、受け狙いなどはなく自分の描きたいことを描いている感じを受けます。一貫して派手さや奇をてらったところなどはなく本当にありえる範囲での物語です。「ベルセルク」の「三浦建太郎」先生、「セスタス」の「技来静也」先生とは高校時代の同級生で漫画家になる前からの友人。連載誌もヤングアニマルです。スゴイですね〜〜〜。

    神代ユウはそこにいた・・・

    このフレーズで始まる本作品は強烈なイジメで引きこもりになり自殺まで考えた少年のホーリーランド(自分の居場所)を求めての物語です。

    ホーリーランドとは夜の街のことです。

    いじめられっこの少年が夜の街にいるだけでカモになることは明白です。しかし、彼は自分の居場所を求めて夜の街に現れ続けます。

    不良(ヤンキー)狩り・・・

    神代ユウがつけられたあだ名なのですが、いじめられっこの少年がなぜそんな名で呼ばれるのでしょうか?
    それは、中学時代いじめが原因での引きこもり中に本を見ながら学んだボクシングで絡んできた不良たちをKOしていたからです。他のマンガのようにカッコ良くぶっ飛ばしたりはしません。不恰好で全然余裕のない状態なのです。

    毎日5千回は練習したんじゃないかな・・・

    連載最初の頃の知っていたパンチは左右の「ワン・ツー」だけです。しかし、練習していた量がハンパではなかったためプロ並みの切れ味をもつ必殺パンチにまで仕上がっていたのです。
    イジメに対する絶望感の中、打開策を見つけたわけではないのですが「自分の居場所」を求めての戦いです。

    死ぬことまで考えた引きこもり生活へ戻りたくはない・・・

    なんて不器用なことかと思われる人も多いのではないでしょうか?
    しかし、作品を読んでいる最中は引きこまれます。

    森先生の絵は明るいカットもあるのですが全体的には暗く陰のある絵です。路上でのケンカと格闘技者とのケンカの違いなどシリアスにわかりやすく説明されています。

    なぜ、こんなに詳しいの・・・

    それは、森先生が路上のケンカもしていた時期があり、いろんな格闘技も身をもって経験されているからです。過去には漫画家界最強は「車だん吉」先生ではと言われてましたが現在は森先生が最強ではないでしょうか?あっ言い過ぎました「板垣(グラバキ)」先生や「川原(修羅の門)」先生も本意気で格闘技をされていました。まあ、そのくらい強いと言うことです。

    作品紹介に戻ります。

    高校生になったところからストーリーははじまります。友達が一人もいなかったユウに金田シンイチくんという初めての親友ができます。強いのか弱いのかよくわからないヤンキー狩りのユウをほっとけなくて仲良くなった形ですが

    とてもイイヤツですよ・・・

    この作品で一番好きなキャラかも知れませんね。腕っ節は弱いのですが陽気で明るく思いやりがあり人気者です。しかし、ヤンキー狩りの友達ということで恨みを持つグループに的にかけられます。陰湿でジメジメした不良たちに原チャリを壊され、骨を折られ大怪我をさせられます。

    ブチキレましたね・・・

    普段オドオドして自分からケンカを仕掛けることのないユウが自分から文字通りのヤンキー狩りを始めたのです。拳をいためないようにバンテージをまき服の下にプロテクターを仕込み夜の街を徘徊します。

    全体的に暗いイメージの作品ですが読み終わったとき不思議と後味がいい作品です。親友や恋人、恩人のためにのみ自分から仕掛ける姿勢が良かったんでしょうね。

    トゥルーという麻薬を販売している組織ともめた時も

    街はお前らを認めない・・・

    などのセリフを言います。自分のホーリーランドには不必要なものだと言うことでしょう。

    おすすめ度:



    To-y トーイ 全10巻 作:上條淳士

    • 2011.04.14 Thursday
    • 20:11
    JUGEMテーマ:漫画/アニメ

    1985〜1987年 週刊少年サンデーにて連載。



    上條淳士」先生のヒット作「トーイ」です。

    音楽をテーマに描かれた漫画はヒットしないというジンクスを打ち破りヒットさせてしまった作品です。また、美形キャラを描くのが非常に上手く多くの漫画家さんに多大な影響を与えています。カリスマ性のある作家さんです。最後まで描ききれていない作品も多く10巻を越える長期連載などはこのトーイが唯一10巻までの連載でそれ以外はありません。

    主人公「藤井冬威」は暴れん坊です

    主人公「藤井冬威」は16才の高校生。パンクバンド「GASP(ガスプ)」のボーカリストで暴力事件でライブハウスを出禁によくされています。演奏できる場所が少ない中で熱狂的なファンも多く、作品中で開催された「帝王切開」というイベントでチケット完売などは当たり前。

    とにかくトーイはルックスがいいです

    作品中、何度も「素晴らしい」と思ってしまうカットがでてきます。その反動でコピーですましてしまっているカットとたまにあります。(笑)
    当時の女性ファンは穴があくほどウットリ眺めていたと思います。

    その上、最高の歌声を持っています

    多くのライブハウスを出禁にされ歌う場所を失っていたガスプに芸能界デビューの話が持ち上がります。条件がありトーイのソロデビューということでした。何時の時代もパンクスは反社会的でメジャーにはなりにくく短命で不幸な結末もチラホラとあります。日本の芸能界では避けられているジャンルでした。
    一度は断ったトーイでしたが

    上を目指せよ

    ガスプのリーダーである「桃ちゃん」に説得され結局芸能界入りすることになります。その時に言われた「お前はパンクスじゃない」という言葉で己を知り目からウロコだったのでしょう。「リストバンドや鋲付きの服を着たことがない」というのが桃ちゃんなりの判断基準だったようです。
    ちなみにこの桃ちゃん、スキンヘッドにサングラス。ひょっとして「NANAのヤス」はここからインスピレーションを受けてるのでは。

    考えて見れば、唄えればどこだっていいんだよな・・・

    高校を退学し加山(カマ)プロと契約することになります。トーイと桃ちゃんとの間では話し合いは終わっていたのですが、ベースのイサミとはもめたままの脱退となります。

    ペニシリン・ショックのカイエ

    トーイの熱狂的ファンのカイエでしたが、トーイの芸能界入りをよく思っていません。「今死ねば伝説になれますよ」という勝手なことを言ってトーイを付け狙います。ビートルズのジョン・レノンのようになる前に死んで欲しいということなのでしょうが音楽界では本当にある話なので怖いです。

    不思議少女「ニヤ」ちゃん

    準主役。ひょっとして作者はトーイよりこの娘が好きなんじゃないのかなと思うほど良く登場します。「自称トーイの愛人」でトーイとはキスを交わす仲です。ネコ好きのネコのような女の子。トーイより一つ年下の15才。しかし、トーイには「10才くらいかと思った」と言われてしまっています。かなりとぼけた天然キャラなのですが「物事の本質が見えています」。作品の終わりの方で種明かしのように自分の思いをトーイに告げるところがあるのですがなんか「カッコイイ」です。

    トーイは短命だ・・・

    作品中によく出てくる言葉なのですが、「生き急ぐ」ということなのでしょう。それ程唄に込められているものが大きく、それを維持するのは容易ではないということだと解釈しています。しかし、最終話でホッとするカットがあります。

    トーイ、うたってる・・・

    ニヤちゃんの声が聞こえてきそうな「いいラストシーン」で締めくくられています。

    上條先生の傑作です。読んだことがない人はゼヒ。


    おすすめ度:

    フジケン 全22巻 作:小沢としお

    • 2011.04.05 Tuesday
    • 20:27
    JUGEMテーマ:漫画/アニメ

    1998〜2002年 週刊少年チャンピオンで連載




    小沢としお」先生のヒット作「フジケン」です。

    大学卒業後、アパレル関係の会社でサラリーマンをした後漫画家になった小沢先生のデビュー作です。週刊少年チャンピオンでデビュー作で4年の連載はスゴイことです。漫画の技術などは相当荒削りですが、それを補うギャグの面白さがあります。「クローズ」の「高橋ヒロシ」先生を発掘したチャンピオンならではかも知れませんね。

    ヤンキー漫画です。

    主人公の「富士山健作」のニックネーム「フジケン」がそのまま漫画タイトルですが、この男「ムチャクチャ強いです」。普段ギャグばかり飛ばしている愉快な男で自分から進んでケンカはしないのですが「よくケンカを売られます」。高校入学時に後に仲間になる「桜田紋ニ」とのケンカに始まり、高校卒業までの3年の間に地域一帯の高校を総なめにしてしまいます。

    ストーリーはいたってシンプル。

    とにかく明るいです。暗くひねくれた相手をぶっ飛ばし厄払いをする。クローズの「坊屋春道」と似たところがありますが真似とは思いません。ギャグの質もかなり違いますしね。中でも合コンの話などはムチャクチャ面白いです。このあたりがクローズと大きく違うところです。

    ケンカ、ナンパ、その後恋愛・・・

    見てくれは小柄な普通の高校生、しかし、その一帯では無敵の男フジケンも基本的には「女の子にモテません」。巨乳もののAVをこよなく愛する青少年なのですが、ちょっとおっかないけどいい女の「マコト」ちゃんと知り合います。

    面白く、楽しく、たまに切なく、ハッピーな結末も用意された「めちゃめちゃ笑える」作品です。


    おすすめ度:

    男子校の様なノリで少し女子には難しいかも。男子には5つ星です。




    ヴィンランド・サガ 1-9巻 作:幸村真

    • 2011.03.27 Sunday
    • 21:21
    JUGEMテーマ:漫画/アニメ
     
    2005年 週刊少年マガジン
    2005-現在 月刊アフタヌーン にて連載中



    幸村真」先生のヒット作「ヴィンランド・サガ」です。

    古い漫画ばかり載せている自分が現在連載中の作品の記事を書きます。まず、画力は素晴らしいですね。最初週刊で連載だったのですが「この絵のキレイさで週刊は無理」です。千年前のバイキングの話なのですが、雪の景色で楽なのではと思いそうですが、戦のシーンなども多く、「こりゃ大変だ」と思ってしまう込み入った絵が満載です。鎧などの小物も当時の物を研究し描かれていますので資料集めにも時間がかかりそうですよ。
    それではそろそろストーリー紹介にかかります。

    主人公「トルフィン」が父親の仇である「アシェラッド」を付け狙いながらアシェラッド軍の切り込み隊長的な働きをしているところから物語りは始まります。金で雇われる傭兵の軍で破格ではあるが腕は確かな荒くれ者達ばかりです。

    アシェラッドは切れ者で曲者・・・

    トルフィンの父親である「トールズ」は伝説の戦鬼と呼ばれるデンマーク軍の頂点にいた男でした。素手で剣を持った敵に囲まれてもまるであわてず返り討ちにしてしまう達人です。策を巡らせた卑怯な戦い方ではありましたが倒したアシェラッドも相当な「凄腕」です。アシェラッド軍の荒くれ達を力で支配しています。その上「こいつに着いてれば儲かる」と思わせる実績と機転があります。また、命を付け狙っているトルフィンを軍に置いて上手に使い武功を立てさせています。

    新しい国が造れますね、彼なら・・・

    この作品は残酷なシーンも多く出てきます。侵略された国は歴史から姿を消すことになる時代の戦争なので当たり前と言えば当たり前なのですが・・・

    貧しく、虐げられた人々を救うために英雄が立ち上がるなどのありきたりな物語ではなく、そのまま実際に起こりそうなストーリーを描いているのですが虐殺シーンを極力絵に描かないような配慮を感じます。

    しかし、漫画としてそれで何が面白いのと思ってしまうところですが、ちゃんと用意されています。タイトルである「ヴィンランド」。まだ、アイスランドで家族と暮らす頃に商人「レイフ・エリクソン」より聞いた豊穣で豊かな温かい国ヴィンランド。いつか移りすみたいとというくだりが最初の方にでてきます。しかし、作品中忘れてしまうくらい影の薄い「」です。

    屈強な兵士である「トルケル」との一騎打ちや英国王族争い、アシェラッドの出生などヴィンランドとはまるで関係ない話なのですが・・・

    引き込まれます。

    現在、第1部が終わり第2部にさしかかりましたが、これがまた、まるっきり話が変わってるのですがやはり・・・

    引き込まれます。

    個人的には第2部の方が好きなくらいです。

    かつてヨーロッパ中を怖れさせた「バイキング」を変わった着眼点で表現されている残酷だけど先を読みたくなる作品です。


    おすすめ度:


    ジョジョの奇妙な冒険 全63巻 作:荒木飛呂彦

    • 2011.03.12 Saturday
    • 21:23
    JUGEMテーマ:漫画/アニメ

    1987〜1999年 週刊少年ジャンプにて連載。


     
    荒木飛呂彦」先生のヒット作「ジョジョの奇妙な冒険」です。

    ストーン・オーシャン」「スティール・ボールラン」は続編にあたり現在も連載中です。ジョジョシリーズとして人気をはくしています。

    連載当初から人気が沸騰したことはなく、看板漫画とは呼ばれたことはなかった様に思うのですが、気が付けば25年にわたる長期ヒット作品として特別な位置づけの作品となっています。ホラーでありアクションでありサスペンスでもあるタイトル通りに奇妙な作品です。息をつかせぬジェットコースターストーリーです。

    吸血鬼vs波紋戦士

    第一部では主人公「ジョナサン・ジョースター」と幼馴染「ディオ・ブランドー」との対決を描いています。後々の作品にもつながっていく二大スターです。ちょっと間抜けだが英国紳士の誇りと怒った時の爆発力を持つ「ジョジョ」。ずるく抜け目のない完璧主義の「ディオ」。負けるはずがないと思っていたジョジョにディオが敗北するところから物語りは始まります。
    ジョースター家の財産を手に入れるために養子となったディオがジョジョの父親に東洋の毒薬を盛り西洋医学ではばれないように殺そうとします。しかし、その異変にジョジョが気付きます。

    こんなカスに〜〜〜

    ディオがジョジョに追い込まれて言ったセリフなのですが、かなり見下している感じですね。上から目線というやつです。プライドが高く負けることが大嫌いなディオ。かねてより研究していた「石仮面」をかぶる選択をします。

    石仮面とは

    ジョジョの父が古代遺跡より持ち帰り屋敷に飾っていた仮面なのですが、人の血をたらすと仮面より骨芯が飛び出す仕組みになっています。ディオだけがそのことに気付き、最初はその仮面で事故に見せかけジョジョを殺すつもりでした。実行に移す前に人体実験を行ったところ仮面をかぶされた男は一度は倒れたのですがその後超人的なパワーを持つ吸血鬼なったのです。丁度朝日が出てくるタイミングで命拾いをしたディオでしたが、結果的に能力を得るために自分がかぶることになります。

    太陽の光のないところでは超人的な力を手に入れたディオでしたが負傷のため姿をくらましました。ジョースター卿はジョジョをかばい命を失い、このままディオを野放しにしておけば吸血ディオが人の生命エネルギーをすうために犠牲者がでる。ジョジョのディオ追跡の旅が始まります。旅の途中で「波紋」という技を覚えることになります。呼吸法により太陽と同じ波動を伝えることができる技です。

    無駄無駄無駄無駄無駄・・・・

    ディオの連続攻撃時のセリフです。これは結構流行りました。他にも「うりぃぃぃ〜〜〜」とか「オラオラオラ・・・・」とか各キャラクターに攻撃のセリフや必殺技がありかなり「濃い」です。

    前例がない・・・

    この作品の面白いところは「前に似たようなものを見たことがない」ストーリーが大半です。そのために先が読めない。

    なんでこんなことが考えつくのだろう・・・

    荒木先生の想像力はハンパではなくたまにこんなことも考えますが読んでる最中は「やめられないとまらない」状態で夢中になる作品です。

    時代や国籍もこえ世界中で戦う「ジョースターの血」。ぜひ全巻コンプリートしてみてくださいね。


    おすすめ度:

    女子にも面白い作品ですよ。


       

    修羅の門 全31巻 作:川原正敏

    • 2011.03.06 Sunday
    • 14:44
    JUGEMテーマ:漫画/アニメ
     
    1987〜1996年 月刊少年マガジンにて連載。



    川原正敏」先生の大ヒット作「修羅の門」です。

    「グラップラー刃牙」シリーズに匹敵する格闘技漫画で、修羅の門の方が連載開始は早いです。「北斗の拳」とかぶるのですが1000年以上無敗を誇る一子相伝の格闘術「陸奥圓明流」の継承者・陸奥九十九が主人公のです。身長170センチ足らずの17歳の小さな少年が日本格闘技、世界格闘技にケンカを売るストーリーです。
    川原先生自身格闘技経験者で経験者ならではの臨場感はあります。
    現在は14年のブランクをあけ2010年より「修羅の門 第二門」が連載中です。

    スポーツと化した格闘技界に一石を投じるような作品で、「きめたら折る、外す」など戦闘不能にするシーンが多々でてきます。「練習と試合」との違いを明確に描き、相手の力量が強ければ強いほど命にかかわる大技をくりだすことになります。

    何時いかなる時どの様な状態でも勝つための格闘術が陸奥圓明流であり、それが今の世なのかに必要なのかどうなのか疑問がある。しかし、強者との技を競うことをやめません。

    バカだからだ・・・

    ヒロインの「龍造寺舞子」ちゃんに言ったセリフです。本来戦いを好む性格ではない九十九が強者との戦いをやめない自己矛盾に対するこたえなのですが

    何時いかなる時でも敵に背を向けない・・・

    という誇り高さと、本当の戦争などではこちらの都合など考えず責めてくるのが当然です。骨折していようと直前に体力を使い果たす戦いをしていようと

    負けた言い訳にはならない・・・

    源平合戦の頃から無敗を続ける陸奥の戦いとはそれ程過酷なんです。

    しかし、九十九は自分の代で圓明流を「終わらせよう」としています。本来時代の影に隠れ表舞台に出てくることのなかった圓明流がメディア注目の格闘大会に参加したのです。

    門が開いてしまった。

    修羅の門は開かれた。その先には何があるのか誰にもわからない。強者が強者を倒しその先に何があるのか?

    まだまだお話は続きそうです。

    おすすめ度:


           

    PR

    calendar

    S M T W T F S
    1234567
    891011121314
    15161718192021
    22232425262728
    2930     
    << April 2012 >>

    amazon okaidokuwege

    selected entries

    categories

    archives

    recent comment

    links

    profile

    search this site.

    others

    mobile

    qrcode

    powered

    無料ブログ作成サービス JUGEM