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- 2011.10.01 Saturday
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2000-2008年 ヤングアニマルにて連載。
「森恒ニ」先生のヒット作「ホーリーランド」です。ドラマ化もされた作品です。
この作品はデビュー作と言っていい作品なのですが、受け狙いなどはなく自分の描きたいことを描いている感じを受けます。一貫して派手さや奇をてらったところなどはなく本当にありえる範囲での物語です。「ベルセルク」の「三浦建太郎」先生、「セスタス」の「技来静也」先生とは高校時代の同級生で漫画家になる前からの友人。連載誌もヤングアニマルです。スゴイですね〜〜〜。
神代ユウはそこにいた・・・
このフレーズで始まる本作品は強烈なイジメで引きこもりになり自殺まで考えた少年のホーリーランド(自分の居場所)を求めての物語です。
ホーリーランドとは夜の街のことです。
いじめられっこの少年が夜の街にいるだけでカモになることは明白です。しかし、彼は自分の居場所を求めて夜の街に現れ続けます。
不良(ヤンキー)狩り・・・
神代ユウがつけられたあだ名なのですが、いじめられっこの少年がなぜそんな名で呼ばれるのでしょうか?
それは、中学時代いじめが原因での引きこもり中に本を見ながら学んだボクシングで絡んできた不良たちをKOしていたからです。他のマンガのようにカッコ良くぶっ飛ばしたりはしません。不恰好で全然余裕のない状態なのです。
毎日5千回は練習したんじゃないかな・・・
連載最初の頃の知っていたパンチは左右の「ワン・ツー」だけです。しかし、練習していた量がハンパではなかったためプロ並みの切れ味をもつ必殺パンチにまで仕上がっていたのです。
イジメに対する絶望感の中、打開策を見つけたわけではないのですが「自分の居場所」を求めての戦いです。
死ぬことまで考えた引きこもり生活へ戻りたくはない・・・
なんて不器用なことかと思われる人も多いのではないでしょうか?
しかし、作品を読んでいる最中は引きこまれます。
森先生の絵は明るいカットもあるのですが全体的には暗く陰のある絵です。路上でのケンカと格闘技者とのケンカの違いなどシリアスにわかりやすく説明されています。
なぜ、こんなに詳しいの・・・
それは、森先生が路上のケンカもしていた時期があり、いろんな格闘技も身をもって経験されているからです。過去には漫画家界最強は「車だん吉」先生ではと言われてましたが現在は森先生が最強ではないでしょうか?あっ言い過ぎました「板垣(グラバキ)」先生や「川原(修羅の門)」先生も本意気で格闘技をされていました。まあ、そのくらい強いと言うことです。
作品紹介に戻ります。
高校生になったところからストーリーははじまります。友達が一人もいなかったユウに金田シンイチくんという初めての親友ができます。強いのか弱いのかよくわからないヤンキー狩りのユウをほっとけなくて仲良くなった形ですが
とてもイイヤツですよ・・・
この作品で一番好きなキャラかも知れませんね。腕っ節は弱いのですが陽気で明るく思いやりがあり人気者です。しかし、ヤンキー狩りの友達ということで恨みを持つグループに的にかけられます。陰湿でジメジメした不良たちに原チャリを壊され、骨を折られ大怪我をさせられます。
ブチキレましたね・・・
普段オドオドして自分からケンカを仕掛けることのないユウが自分から文字通りのヤンキー狩りを始めたのです。拳をいためないようにバンテージをまき服の下にプロテクターを仕込み夜の街を徘徊します。
全体的に暗いイメージの作品ですが読み終わったとき不思議と後味がいい作品です。親友や恋人、恩人のためにのみ自分から仕掛ける姿勢が良かったんでしょうね。
トゥルーという麻薬を販売している組織ともめた時も
街はお前らを認めない・・・
などのセリフを言います。自分のホーリーランドには不必要なものだと言うことでしょう。
おすすめ度:





























